Change ―Night Version

 

       ※完全18禁かつ女体化SSです苦手な方はお戻り下さい

 

男の時はピッタリだった、スタンドカラーの白シャツは今は少しサイズが大きい。
寝巻き代わりに、それをはおっていた刹那の体を横たえる。

はだけられたボタンから覗く胸の谷間と露になった太股は、
裸の姿よりロックオンを煽りたてた。

口づけを交しながら、内股を撫であげ、シャツの裾に手を忍びこませる。
陶器のように滑らかな肌の感触は変わらなかった。

刹那が身に付けている下着に触れて、ロックオンは唇を離した。

「刹那、お前なに着けてるんだ?」

「ミス・スメラギから貰った。女なんだからこれ位は履いておけ、と」

線が出ないから、パンツには丁度いいとかなんとか、よくわからないが。
意味がわからないまま話す刹那に、ロックオンは確かにな、と応じた。
男は自分も、刹那としか経験がないが、女はそれなりに抱いている。
スメラギのいうように、ラインの出にくいデザインだ。

だがヘタに刹那に追求されたら厄介だ。
せっかくの甘い雰囲気に水をさす。
ロックオンは誤魔化すように、再び刹那に唇を重ねた。

「ふ、ぅ・・・ん」
刹那の吐息が鼻から抜けていく。
ロックオンの右手が、下着と肌の間に滑りこんだ。
柔らかな薄い茂みで覆われた丘から始まる、肉の割れ目に指を這わせる。
割れ目に沿って下へ降りていく指が、途中につき出た陰核に触れると、
刹那の体が、びくり、と跳ねた。
鼻に抜ける息の調子が変わり、刹那はロックオンから唇を離す。

あ…そこ、は」

「刹那、女はここで感じる」

男にとってのアレと一緒だ。

いい聞かせるように、ロックオンが陰核の周りを愛撫する。
むず痒いような感覚に、甘い吐息を溢しながら刹那があえいだ。
思ったより敏感な反応に、体が昂ぶる。

「ここは、男と同じだ」

ロックオンは囁くように告げると、刹那の乳首をシャツの上から噛んで吸った。
陰核への愛撫で、固くなり始めた先端が更にぴん、と立つ。
唾液で濡れたシャツが、薄桃色の乳首を透けさせた。

「ああ・・・あっ」

刹那から喘ぎが零れた。
ロックオンがシャツのボタンを外す。

シャツの合わせを広げ、形よい二つの膨らみを外気に晒す。
男の手の平に丁度よく収まるような美しい円錐の先端が喘ぎに合わせて上下する。
片方の乳首に吸い付いて、軽く噛んだ。

そこから何か糸のようなもので繋がったかのように、
痺れが走り、刹那の下腹が疼いた。

もう片方の乳房を揉みしだかれ、刹那の喘ぎの調子が強まった。
いつもの自分とは、感じる感覚が違う。
男の時より、この胸は明らかに感じる。

唾液で濡れた、先端にロックオンの息が掛ることさえ、刺激となる。
震える刹那の体に、ロックオンはさらなる愛撫を加えた。

「そして、俺を受け入れるのは・・・ここだ」

ロックオンの二本の指が、陰核を離れ、
つましく閉じられたままの秘花の入り口を撫でる。

指の腹で押付けるように撫でれば、刹那が零す吐息はなお甘さを増した。
閉じたままのそこから、ジワリと滲み出してきた蜜が、ロックオンの指を濡らす。

女として抱かれるのは初めてなのに、随分と反応がいい。

ロックオンは小刻みに入り口を擦ると、
人差し指をつぷり、と浅く差し込んだ。

反対の手で、下着を引き下ろす。
膝を立てさせ抜き取ると、無造作に床に放った。

「ふ、あっ・・・っ」

後孔とはまた違い、複雑に絡み合う柔襞をかき分けるように、
奥へと指を侵入させていく。

男の時と変わらない、ぬめりと温かさ。
そして心地良いまでの締め付け。

立てさせた膝を大きく開き、刹那の女陰を堪能する。
誰の蹂躙も受けていないそこは、綺麗なピンク色だった。

ロックオンは喘ぐ刹那の表情に、苦痛の色がないことを確認すると、
侵入する指を二本に増やした。

「ああっ、ん!」

くちゃくちゃ、といやらしい音をたてさせながら、
この体の弱点はどこか、探るように指を動かす。
ロックオンの指が、中の粘膜のざらり、とした部分を撫でた時、
刹那の体が強張った。

確かめるように強く擦ると、悲鳴じみた甘い声が迸った。

見つけた、ここだ。

女の刹那の弱点を探り当てたロックオンは、指を三本に増やして膣壁を犯し、
親指で優しく陰核を擦る。

「ふあっ・・・!あっ、ああ、あ」

堪らない快感を感じた。
肉の芽のような陰核が、男の時と同じように充血し、固く尖っていく。
強い刺激ではないのに、電気を流されたように体が跳ねた。

初めて指を埋め込まれた女の入り口は、
ロックオンの指で擦られる度、下腹に疼くような堪らない心地良さを伝えてくる。
男のようにダイレクトな快感ではないけれど、
感じるところ全てが繋がりあって、溶けてしまいそうだった。

刹那はその感触に陶然となる。

快感をあらわすかのように、震える内部の襞を堪能しながら、ロックオンは指を引き抜くと、膣口からの愛液にまみれた指で、愛しげに刹那の頬を撫でた。

薄く口を開けたまま喘ぎ、愛撫に浸っていた刹那の、口内にその指を侵入させる。

「こんなに濡れてる…お前」

刹那が条件反射のように、指を舌で舐めた。
指を出し入れしながら、ロックオンは、体をずらし刹那の秘花に顔を埋めた。

てらてらとぬめる蜜を零しながら、
ひくつく綺麗なピンク色の柔襞に吸い付くように息を吹きかけ、唇を寄せた。

刹那の愛液を味わうように舐め回しながら、舌先を尖らせて、蜜壷に差し入れる。
桃のような香りを放つ蜜は、本当に甘い気がした。

「あう・・・んっ」

刹那の体に痺れるような快感が駆け抜け、背中が反り返る。

内腿が痙攣するように震えた。

「ああ、あっ、あっ・・・あんっ・・・!」

ロックオンの舌の出入りにあわせて、刹那も喘ぎを零す。
股間に顔を埋められ愛撫されるのは、男であった時から溜まらなく恥ずかしい。
感じすぎるから嫌なのに、ロックオンは聞き入れてくれない。
ロックオンは分かっているのだ、どこかでそれを望む自分がいることを。
見透かされていることが恥ずかしいのだ。

秘花に顔を埋めるロックオンの髪に指を絡ませて軽く引っ張るが、
その行為自体が、ロックオンの愛撫をねだっているためか拒んでいるためか、
自分でも分からなくなってくる。

じゅるり、と音をたて、
刹那の蜜を味わい尽くしたロックオンが、ようやく唇を離した。

口内を蹂躙していた指も同時に引き抜く。
快感で潤む瞳が、ぼんやりとロックオンを見つめた。

「…いいだろ?」

確信をもって訊ねてくる翡翠の瞳に頷く。

ロックオンは再び秘花に顔を埋めると、今度は陰核を舌で愛撫し始めた。
厚い舌のザラリ、とした表面で、肉の芽を強く舐め上げる。
もどかしいまでに丁寧に、周りの襞の隅々までも。

刹那の口から、悲鳴じみた嬌声が上がった。
快感がとめどなく溢れてくる、抑えがきかない。

ひっきりなしに嬌声を上げながら、自分の体がおかしくなりそうだった。

「あ、あっ、だ・・・めっ」

懇願するような、すすり泣きにも似た甘い声。

ロックオンは気がつかないふりをして、尚も行為を続けた。

「ろっく・・・お・・・もっ、ああっ!」

くねる腰を押さえつける。
刹那が栗毛色の髪を引っ張った。

男の時なら、自身を解放する寸前の感覚。
広がる快感の波は、触れられていない乳首の感覚まで鋭敏にしていく。

「やっ・・・で・・・る。なんか、っ・・・でるっ・・・!」

おびえたように首を振る刹那。
ロックオンが笑って言った。

「だしていい、刹那。我慢すんな」

そう告げて、肉の芽に軽く歯を立てた。

「あ、ああっーーーーー!」

ロックオンが顔を離したと同時に、絶頂を迎えた刹那が迸りを放った。
体全体を突っ張らせ、爪先が丸まる。
放たれたさらり、とした液体が、シーツをぐっしょりと濡らした。
はあはあ、と大きく息をつきながら、刹那がロックオンを見つめた。

「な・・・に・・・?」

「心配すんな、達っちまった時に出るもんだ。汚いものじゃねえよ」

お前が俺に感じた証拠だ。

安心させるように言って、ロックオンは刹那の額にキスをした。
快感の波がずっと高い所にあるまま、刹那を翻弄する。
解放されたのに、もどかしい。

心地よい感覚が収まらないまま、体に漂っている。
体の奥が疼く。

刹那はそれを満たしたくて、無意識に腰をすり寄せた。
動きに気がついたロックオンが苦笑する。

「安心しろ、ちゃんとやるよ」

ロックオンはそういうと、ようやく自らの男根を刹那の膣口に押し当てた。

濡れそぼり、指と舌で解されたそこは、
思ったほどの抵抗はなく、ロックオンの先端を飲み込んだ。

悦ぶように、入り口がロックオンを締め上げる。
その締め付けをやり過ごし、ロックオンは快感に蕩けた刹那の顔を覗きこんだ。

「ロックオン・・・」

トーンの高い声が、ロックオンを煽る。

ロックオンは限界まで、砲身を埋め込んだ。

「はあっ・・・!」

根元まで埋め込まれた男根が、
柔襞をかき分け、擦り上げながら刹那の中を蹂躙する。

指での執拗な愛撫で探り当てた、女の刹那の弱点を太い先端が擦り上げて突く。

「ひうっ・・・んっ、あ、あ、あ」

零れる蜜が、刹那の尻の間を伝い落ち、濡れたシーツに落ちていく。
引き抜いて、突き上げる動きに合わせて、じゅぼじゅぼと溢れる愛液が、ロックオンの下腹部を濡らしていく。

初めて男を受け入れるというのに、刹那の秘花は淫乱な娼婦のようだった。

「ああっ、あっ」

甘く高い声を、惜しげもなくあげながら、刹那が背中を反らした。
弓のようにしなった体とシーツの間に腕を差し込み、その背を支えながら、ロックオンは尚も激しく、刹那を突き上げる。

両腕に引っかかるだけになっていたシャツを剥ぎ取り、自分に縋りつかせた。
体の中にすっぽりと収まってしまう、一糸纏わぬ愛しい体。

男でも、女でも、刹那の初めての「男」は自分だ。
その事実が、ロックオンを更に昂ぶらせていく。

男の時は、思いに任せて半ば強引に抱いてしまい、
刹那の体に苦痛を与えてしまった。

だから今度は甘く、蕩けるような快感だけで満たしてやりたい。

「やっ、あっ、あっ、んっ」

悦びの声を上げ、快感に蕩ける顔を堪能する。

体の奥深くまで貫かれながら、刹那はロックオンが与えてくる快感に浸る。

体が熱くて、狂いそうだ。
感じすぎて苦しくなる。
そして同時に安堵する。
体が覚えている、これは間違いなくロックオンだ。
そしてこの体は、紛れもなく自分自身なのだ。
刹那はその感覚を実感しながら、ロックオンに縋りつく。

7日ぶりに触れることができた、愛しくてならない体。
広い胸板、骨張った背中、大きな手と、厚い舌。
自分を翻弄する、男の体。

もっと傍にきて欲しい。
誰よりも傍に、溶けて一つになってしまうくらいに。

思いを表すように、刹那は一際高い声を上げ、ロックオンの背中に爪を立てた。
応えるように、抽挿が激しさを増していく。

体中を歓喜が支配した。

やがて微かな呻きとともに、ロックオンが刹那の中に、精を放った。
粘膜に広がっていく温かい感触を追いながら、
刹那もまた二度目の絶頂をむかえた。

頂点を極め、リズミカルに収縮する刹那の膣壁を味合うように、
ロックオンがゆっくりと腰を動かす。

余韻を堪能した後、男根を引き抜きにかかった。

ゆっくりと退いていく肉の感触に、
刹那は体の中に空洞が出来てしまうような錯覚を覚えた。

「や・・・っ」

ぼんやりとした意識の中、引き止めるように、
腰をくねらせ、ロックオンを追う。

「・・・刹那?」

「いや、ロックオン・・・」

抜かないで。

刹那がロックオンの首に縋りつく。
自分の理性を完全に失わせる、甘い声だった。

ロックオンは刹那の腰を掴むと、無言で行為を再開させた。
ぱんぱん、と腰を打ち付ける音が響き、刹那が応えるように嬌声をあげる。
膝が胸につく位、刹那の体を折り曲げて、男根をねじ込む。

陰核をつままれ捏ねられた。
あまりの快感に、声も出せずに口だけが開き、荒い息が零れた。

ロックオンが与える快感に翻弄されていく。
男であった時と同じように、我を忘れていく。

願い通り、抜かれることのないまま、何度も穿たれる。

女となった刹那の体は、余すところなくロックオンに愛されていった。

<了>


どうしよう、思った以上に書いてて楽しかった、女の刹那とロックオンの行為。
他にもいろいろ描写したかったけど(駅○とか、体の上で胸がゆさゆさとか、後に挿れて前は指、とか)割愛しました。
おそらく・・・またこの設定を使って書くと思います。
しかしニョタ化はどう書いていいかわからん。
探し当てた方、どうかご指導下さい・笑
サイトの方にお目見えしましたら、その節はよろしくお願いします。


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